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ブログ・お知らせ

「一生懸命やりましたが、目標未達です」病

2018年8月27日

なんというインパクト・・・病名が分かってスッキリしました(笑)
ネットニュース(https://diamond.jp/articles/-/177892)で見つけて以来、この言葉が頭から離れません。
サラリーマン時代、コンサル時代、そして経営者となった今でも、ずっとこの病気に苦しめられてきたように思います。
この病気の感染力の強さ・怖さも経験してきました。
だって一生懸命やったんですよ、でも目標未達なんです。
言うのも聞くのも嫌な、厄介な病気です。

でもこの病気、記事では決して言う側だけの問題にしてはいけないと書かれていました。(そう受け取りました。)
曰く、マネジメントする側の上司は細かな作業を指示するな、と。
部下や後輩に作業を依頼する際、What(何を)を細かく指示してはいけないとし、代わりにアウトプットを示したうえでHow(どうやるか)を伝えるべきと書かれています。
作業ではなく作戦を伝える、確かに実際のシチュエーションを照らしながら考えると納得できる部分も多いです。

時代は変わります。
マーケット環境や経営環境はもちろんながら、我々仕事をするものの価値観や意識も変化し続けます。
だれでも手軽に情報を入手でき、欲しいものを購入できるようになった今、営業一つとっても単純ではなくなっています。
「買う」ことが容易・便利になればなるほど「売る」ことが難しくなっているのかも知れません。
そんな中で会社として成果を出すために、単に目標を設定して作業を指示するだけではダメ・・・確かに・・・それでは未達の原因は上司です。
でも一方で、マネジメントする経営者や上司はもちろんですが、仕事をする側(スタッフ)も認識する必要があると思うのです。
決してスタッフに責任転嫁するのではありません、これは経営者や上司が高い意識を持つが大前提にあります。
例えば経営者は人財教育・育成のため研修や勉強の機会を設ける、そしてスタッフはスキルアップ・レベルアップのためにその機会を活かしてやろうという気持ちをもって取り組むこと。
同じコミュニティ(会社組織)に属する以上、労使どちらか一方の問題にしてはいけないと思います。
両方の力が合わさってこそ成果が出せるのですから。

でもでも、やはり組織である以上、組織として成果を目指す以上は、やはり経営者の責任が圧倒的に大きいです。
自戒の念を込めて言い聞かせます。

「一生懸命やりましたが、目標未達です病を克服します!」

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